【茅ヶ崎市】コミュニティセンター湘南のふれあい映画会で、映画「とんび」が10月15日に上映されます。
昭和の町並みを背景に、父と子の不器用ながらも温かな絆を描いた映画「とんび」。この作品がコミュニティセンター湘南のふれあい映画会で上映されます。
日時は2025年10月15日(水)13時30分からです。映画館とはまた違い、地域の人と一緒に鑑賞できる機会となります。
「とんび」は直木賞作家・重松清さんの小説を原作にした実写映画。主演の阿部寛が父ヤス役、北村匠海が息子アキラ役を務めています。監督は「糸」「護られなかった者たちへ」で知られる瀬々敬久。2022年に公開され、親子の愛情を丁寧に描き出したことで多くの人の心を揺さぶった作品です。
物語は昭和37年、瀬戸内海沿いの町が舞台です。運送業を営むヤスは、愛する妻の妊娠に胸を躍らせていました。しかし、出産を目前に妻が事故で亡くなってしまい、息子と二人きりの生活が始まります。自らも親の愛を知らずに育ったヤスが、仲間に支えられながら必死に父親として歩んでいく姿は、時代を超えて多くの共感を呼びます。
今回のふれあい映画会では、上映に先立ち13時から茅ヶ崎市の保健師による血圧測定が行われます。さらに上映前には健康に関する講話も予定されており、地域の方々が気軽に健康づくりと文化活動を両立できるプログラムとなっています。映画を観るだけではなく、心と体の両面に寄り添うイベントです。
地域の方々と一緒に映画を楽しみながら、日頃の健康を確認できるのはこの映画会ならではの魅力です。秋の午後、ご家族やご友人とぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
コミュニティセンター湘南はこちら↓