【茅ヶ崎市】駅前ハナミズキの花が咲き始めました。
茅ヶ崎駅北口から少し歩いた「さがみ農業共同組合茅ヶ崎ビル」さんの横の歩道に植えられた街路樹、『花水木』がとてもきれいな花を咲かせています。
『ハナミズキ』という曲もあるので日本でもよく知られている『花水木』は、アメリカ合衆国を代表する花としてよく知られていて、ノースカロライナ州、バージニア州の州花となっています。
『ハナミズキ』の花言葉はいくつかありますが、そのひとつである『返礼』には、日本とアメリカの交友の歴史が由来しているのです。
1912年(明治45年)、当時の東京市長、尾崎行雄さんが、日米友好を願ってソメイヨシノ3,000本をワシントン市に寄贈しました。多くの日本人が愛する花である桜、『ソメイヨシノ』を贈られた『返礼』として、アメリカの人々が心から愛する花、『ハナミズキ』が日本に贈られたのだそうです。(米国から寄贈されたハナミズキの原木の所在は、『東京大学大学院理学系研究科附属植物園(小石川植物園)』といわれています。)
とても素敵な『花と花とが結ぶ絆』に、心が温まりますね。
茅ヶ崎では、そんな素敵なエピソードを持つ『ハナミズキ』が、ソメイヨシノの開花から少し遅れて開花しています。
『ハナミズキ』の歌詞にあるように、従来は5月頃に開花するのですが、2022年には4月半ばには、もう既に見頃となっています。
ちなみに…『ハナミズキ』の歌詞には『薄紅色』…とありますが、この並木道のハナミズキは白がほとんどで、なぜか一本だけが薄紅色です。薄紅色の『ハナミズキ』の花を探してみてくださいね♪
花言葉は他にも、『永続性』、『私の想いを受け止めて』、英語圏では『逆境に耐える愛』などがあります。
白い花と薄紅色の花による花言葉の差異はありません♪
車通り、人通りの多い賑やかな道路から一歩入った静かな路地に咲く茅ヶ崎駅前の美しい『ハナミズキ』を、駅に向かう足を止めて、ほんの一時、見上げて見てください。
そして、歌詞にあるように、さまざまな人たちの我慢がいつか実を結んで果てなき波が終わることを祈り、『ハナミズキ』が伝えてくれる国境を越えた人と人との心のつながりの大切さ、尊さ、美しさに思いを馳せてみませんか?
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